橘家のこと

シンプルな焼菓子を、淹れたての珈琲とともに。
 

橘家ベイクショップは、いわゆる「ケーキ屋さん」=パティスリーではありません。カトルカール(パウンドケーキ)やサブレなどの焼菓子を中心にシフォンケーキやタルト、チーズケーキなどのシンプルな生菓子を、美味しいコーヒーとご一緒にお召し上がりくださいというコンセプトをもとにたった一人で開いた小さな焼菓子屋(=ベイクショップ)です。
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決して手の込んだデコレーションはしていませんが、シンプルな焼いた生地だからこそ原材料や製法にこだわりがあります。

 

①食材は、出来るだけ地元・熊本、九州、国産のものを。
②保存料、合成着色料は一切使用しない。
③大量にまとめて作らず、毎日 販売する分だけ少しずつ焼き上げる。

 

お母さんの作ったおやつには、量産されたものにはない安心感とおいしさがあります。
そんなあたたかいお菓子作りを目指し、しかし仕事はプロフェッショナルに完成度を日々高める。
橘家(たちばなや)のお菓子たちを召し上がっていただいたお客様に、ひとときでもやすらぎを感じていただければ幸いです。

 

 

 

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お菓子のはじまりは、橘(たちばな:柑橘類の一種)でした。
 
砂糖が今ほどなかった遥か昔、果物の「橘」がお菓子の起源と言われるお話があります。不老不死の果物「橘(たちばな)」=非時香具菓(ときじくのかぐのこのみ)。その果実を巡る菓祖の話から、「橘」の文字をいただき店名にしました。
ロゴマークは、柑橘類の中でも大好きなレモンの形です。
橘家ベイクショップで使用するレモンは、生のまま皮まで召し上がっていただきたい商品は、食べても安心な国産のものです。ただ、年間で国産レモンが手に入らない時期だけ、皮に塗布する防カビ剤やワックスが使われていない海外の意識の高い農家さんのものを採用しています。
 
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※写真は橘の花、実(全国菓子工業組合連合ホームページより)
 

 

 

 

 

店主/菓子職人 本村千春(もとむらちはる) プロフィール

 

大学でデザインを学んだ後、 グラフィックデザイナーとして十数年従事。

その後、博多では老舗の菓子製造販売の会社の企画室に就職

10年余り、商品企画、販売促進、マーケティングなど製菓業に関わるありとあらゆることを学ぶ。

かねてから念願の菓子店開業をめざし、一念発起し退職して京都へ菓子修行に。

その後、実家のある熊本へ両親と同居するため帰郷。お菓子や喫茶、調理に関わる仕事をしながら開業準備をする。

2016年4月2日 「橘家ベイクショップ」をオープンさせる。 

同年4月14日、16日 熊本地震勃発。2度の大地震により営業停止

同年4月22日 営業再開。そして現在に至る。

 

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